漫画『大家さんと僕』大好きなんですワタクシ。あのほっこり感と可愛らしい絵がたまらないです。
ところで、知り合いの台湾人に、日本で漫画家を目指してる子がいるんですが、なかなかうまい事いかなくて。講談社主催の漫画賞で何度か奨励賞(佳作みたいな感じ?)は受賞しているんですけど、奨励賞ではプロとしてデビューはできないので…。
しかも決してお金に余裕があるわけじゃないから、バイトしながら漫画を描くとなると、漫画賞に応募するためにひとつ作品を完成させるのにもかなり時間がかかるらしいのです。
でっ、一度その子に『大家さんと僕』の本を見せて、
本格シリアス漫画だけじゃなくて、こういうシンプルな4コマ漫画っていうスタイルもあるで。
って言ったら、
いやいや。それはもう、センスの塊やから。真似できるようなもんじゃないから。
まあ…あれだけ人気を博した漫画なわけだし、作者は本業が芸人さんだし、私みたいな素人にはよく分からない「センス」っていうものを友達は感じるのでしょうかネ…。
あ
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あ
この台湾人の友達の事や『大家さんと僕』の事をJJに話したら、漫画大好きなJJは『大家さんと僕』に興味津々。
一方、カメラ越しに漫画本を見せながら英語でうまく説明ができなくて詰まるワタクシ(汗)
これまるまる1冊でひとつのお話でもあるんやけど、それぞれのページが4コマ漫画にもなってるんよね…
この、4つのコマでひとつの漫画としても成立してるっていうのはどう表現すればいいんやろか?
そういうのは”self-contained”って言えばいいで。続きがなくて、その4コマだけで物語が完結してるんやろ?
辞書を引くと、このseif-containedっていうのは「自己完結型の」とか「自給自足の」とかいう意味になっていますが、漫画の話をする場合は例えば、a self-contained storyでその1話だけで完結するお話=読み切りって事になるんですね。
4コマ漫画も一話完結型だから、広義では一種の読み切りみたいなものと考えて良さそう。
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ちなみに「読み切り」っていう日本語で和英辞書を引くと”one shot”っていう単語がヒットしたんですが、これは月刊誌に単発で掲載される場合の読み切り漫画の事を指すようです。