以前の記事で、contribute to が辞書では「寄与する・貢献する」という和訳で載っているけど、実際は金銭面で「カンパする」だったり、あるいは金銭以外でも「手伝う・助ける」のような意味で使える事を紹介しました。
今回はその続きです。
JJとも contribute to について、どういう状況で使えるか等いろいろ質問していたのですが、
時と場合によってはシンプルに help out なんかを使っとく方が無難ではあるよ。
例えば、僕が料理作ってたり掃除してたりする時に、オカンに「ちょっと手伝って」って頼むとする。この場合に contribute を使う事はないと思うから
そっかそっか。少しフォーマルに聞こえるとか、大袈裟に聞こえるとか、そういう事?
というより、同じ事を言うにしても色んな表現があって、その中で敢えて contribute を使う必要がないというか。選択肢の上位には来うへんって感じかな。
なるほどねぇ。そこらへんは感覚的なモノなので、ワタクシのような中級レベルの人間が理解するのは難しいトコですが。でも、日本語でも確かに意味的には全然間違ってはいないし文法的にも別に何の問題も無いんやけど、自然か不自然かって言うと微妙に不自然なワードチョイスってあるよね。ワタクシの台湾人の友達でかなり長いこと日本語の勉強をしている子がいるんですが、メールに「色とりどりのジャケットを買いました」とか「Perfumeは絶妙に踊ります」とか書いてる時があって、言いたい事は分かるんだけど、自分で同じ文を書くとしたら「色とりどり」や「絶妙」という単語を選びはしないですもんね。
難しいなぁ~。ほな、「部分的に協力・手助けする」って言いたいなら他にはどんな言い方があるん?
lend a hand とか、あっ pitch in っていうのもあるで、アメリカでよく使うやつ。
例えば、家を買うってなった時、親が費用を一部出してくれたら They pitched in(援助してくれた)やし、あと仕事が納期ギリギリになりそうでヤバい!みたいな状況で助っ人が来てくれたとするやん。そういう場合は He pitched in(彼が手伝ってくれた)って言えるし。
pitch は「投げる」という意味なので、pitch in で「投げ入れる」的な響きがあるのかなと推測すると、要は投げ銭みたいなイメージかな? でもこれも contribute と同様に、必ずしも金銭面での援助だけじゃなくて、お金以外での手助けの意味合いでも使う事ができるのね。
help out は私も結構よく使うけど、代わりに pitch in をさらっと使えるようになったら、ちょっとカッコいいかも。
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【4コマ漫画劇場】
今日習った”pitch in”を使って漫画を描いたよ。
