管理人:下村がオンライン英会話を利用して今年で12年になります。
「オンライン英会話」という言葉はどこかで聞いた事があるけど周りに利用してる人がいないからよく分からない、英会話に興味はあるけど実際どうなんだろう、という方がもしいらっしゃったら、以下にワタクシのオンライン英会話歴について簡単に(と言いつつ結構長くなっちゃいましたけど)綴ってみましたので、よかったらご覧ください。
既にオンライン英会話についてご存じの方は、一切読む価値のないページになります(ホントです)。
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〇オンライン英会話との出会い
大学院で言語学を勉強していた友達に教えてもらって2012年に初めて利用したのはrarejobですが、当時はまだオンライン英会話というビジネス自体が黎明期で、一番最初に友達の話を聞いた時は
うさんくさそう……
フィリピンって……詐欺か何かとちゃうんか
と、不審に思ってしまった事を覚えています。
ただ、その話を聞いた実姉(こちらも大学では英語専攻)が食い付いてすぐに入会し、実姉からも勧められるようになったため、数か月二の足を踏んだ後、勇気を振り絞りやっと体験レッスンを受けるに至りました。
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〇中毒になるまでの道のり
とは言え最初の数年は大して楽しいとも思わず、何となく惰性で週に数回、興味もない短い英語ニュースを先生の後にリピートして読むという非常に地味なレッスンを受けていました。
そもそも私がオンライン英会話を始めた理由が「若かりし頃に頑張って勉強して覚えた英単語をどんどん忘れていくのが何となしにもったいない」という、ただそれだけだったからです。
私にrarejobを紹介してくれた友達は毎晩50分、決まった先生と話していると聞き、
50分も!?
信じられへんありえへん、やっぱ上級者は違うなあ
と思っていました。
当時は先生も適当に選んでいたし、特別お気に入りの先生もいませんでした。実姉もその頃、友達みたいに仲良くなった先生がいると言って、クリスマスにギフトを送り合ったりするようになっていました。
それでもまだ、私はオンライン英会話でお気に入りの先生を見つける事がモチベーションの維持にいかに貢献してくれるか、ピンと来ていませんでした……。遅っ。仲良しの先生方と楽しく話している友達や姉の姿を見ても、羨ましい気持ちも無ければ、自分も先生とそんな関係を築きたいとも思いませんでした。
そもそも英語が大好きな二人と違って、消極的な目的意識しか持ってないワタクシ。
今では「社会人になってからわざわざ勉強するなら、楽しくなければ無意味だ」とハッキリ言えるのですが、そう思うようになるまで、実に5年近くかかりました。
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〇継続のコツ
今やすっかり一般的な学習形態のひとつとして定着したオンライン英会話、逆に似たような会社が多すぎてどこを選んでいいのやら迷ってしまうくらいの時代になりました。
この12年の間にいくつかのオンライン英会話を経験して、現在利用しているのはDMM英会話になりますが、楽しく続けるには自分に合ったスクールを見つけるのが非常に大切だと感じています。
そして何より、リラックスして楽しくお話できる先生を見つける事。
純粋に「この人ともっと話したい!」っていう気持ちは、私の経験上シンプルですがとても強い原動力になります。外国人の彼氏・彼女ができるとめっちゃ語学力が上がるっていうのは、あながち誇張でもない気がします。ええ。
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〇オンライン英会話各社紹介
今までに体験レッスンを含め合計4社利用したことがありますが、あくまでも私自身(英語レベル:中級)の感想を簡単に以下にまとめましたので、ご興味あればご覧ください(長ったらしいのでご注意ください)。
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管理人が2012年から4~5年ほど利用した老舗英会話オンラインスクール。講師は基本的にはフィリピン人で、毎日1枠25分のレッスンの予約制。
現在は私が在籍していた頃と色々変わっているとは思いますが、当時は先生方もウェブカメラは利用しない方がほとんどで、私も当然カメラはオフにして受講していたため、音声のみのレッスンでした。
私の個人的な感覚では、フィリピンの先生方は非常に聞き取りやすくクリアな英語で話されるので、完全なる初心者だったワタクシがrarejobから始めたのは英会話に慣れるという意味で非常に良かったと思っています。
管理人:下村がrarejobから移籍したスクールがこちらで、2017年の1月から現在まで利用しています。
rarejobとの一番の違いは講師陣が多国籍な点です。もちろん数としてはフィリピン人の先生が圧倒的に多いですが、毎日フィリピン以外の国籍の先生を受講する事も十分可能です。
それ以外は、1レッスン25分の予約制である点、教材のデイリーニュースが毎日更新される点など、ほぼサービス的にはrarejobと同じだという印象ですが、DMM英会話のほうがユーザー評価や他の受講者さんのコメントなどから、人気の先生を見つけやすいように感じています。
こちらのスクールは私は1週間体験レッスンを受けただけですが、rarejob・DMM英会話との大きな違いは、予約をするのではなく、そのタイミングで空いている先生を選択すると、その場で繋がり即レッスンが開始されるというのが主な受講形態だという事です。
ただ個人的にはいきなり知らない人と喋るっていうのが、どうもハードルが高い気がして……。事前に多少予習して、心の準備もした上で受講するのが向いている私には、予約制の方が合っていました。
私の知り合いにとても大人しいシャイなタイプの女の子がいるんですが、彼女は「予約制だと、その時間まで緊張しながら待っていなければいけないのが苦痛」らしく、その場でレッスンの方が気楽に受けれたそうです。
予約レッスンももちろん出来ますが、課金して「コイン」というものを購入する必要があるため、追加料金を払う事になります。
それともう一つ、rarejobとDMM英会話は1日1レッスン・2レッスン…などのプランで契約する形になるのですが、ネイティブキャンプは受講回数無制限が売りなので、受けようと思えば1日に10レッスンでも20レッスンでも定額料金で受講できます。とにかくたくさん英語で話したい方には、上記2社と比較して圧倒的にお得。
私は「いつでも受けられる」となると逆に受けなくなっちゃうタイプなので、結局自分に合うか合わないか、が大事なのだと思います。
…ひとつだけ個人的に気になっているのは、スクールの名前:ネイティブキャンプ。「ネイティブ」って付いているから、一瞬「講師は全員ネイティブなのか?」って勘違いしそうになりません? ネイティブの先生も在籍しているけど、圧倒的に非ネイティブの先生の方が多いですよね? 関西人としては、どうしてもそのネーミングにツッコミたくなってしまう…。
こちらはアメリカ発のオンライン英会話で、上記3社と比較して圧倒的にネイティブ講師の数が多いスクールとして知られています。
予約制・その場でレッスンのどちらも可能で、予約も特に追加料金などは発生しません。また、レッスンは基本的には1コマ30分ですが最短15分の受講も可能で、そこは他社とひとつ大きく違いがありました。
私は3週間ほど利用してすぐに止めてしまったんですが、良くも悪くも外資系って感じで、個人的にはサイトや教材が使いにくかったり、サポートが不充分な印象もありました。人気の先生を探すのも難しく、結局適当に選んで受講したらイマイチな先生に当たっちゃったり……。
日本人だけに向けたオンライン英会話というわけではないので、生徒が主導となってレッスンを進めていく・講師はあくまでもそれをサポートするだけだというスタンスの先生もおり、私の英語力は中級レベルとは言え、一応長年レッスンを受けていたお陰で何とか30分話し続ける事ができましたが、全く経験のない初心者の人には結構厳しいのではと感じました。
ネイティブ講師でないとレベル的に物足りない上級者の方はCAMBLY一択でしょうし、また他社でネイティブ講師のレッスンを受講する事を考えるとまだ割安だと思います。また、自動的にレッスンが録画されるようになっているので、復習に便利なのも利点のひとつ。
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長々と書いてしまいましたが、結局スクールはどこもそう大差ないと思ってはいます。料金もそこまで大きく違うわけではないですし、rarejob・DMM英会話・Native Campの3社は1か月単位で休会も簡単なので、とりあえず始めてみて合わなければ1か月で止める事も出来ます。
CAMBLYだけは、数か月まとめての契約という形だったと記憶しています。私の場合は12か月契約で〇%OFFみたいなキャンペーンに便乗したのですが、長い期間になればなるほど割引率が大きくなるという形だったので…。ただ、合わなかったので3週間後に解約した際は、お問い合わせ窓口と何度か日本語でメールでのやり取りが必要にはなりましたが、日割り計算で問題なく返金はしてもらえました。
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〇無料の体験レッスンがおススメ
どのスクールにするか慎重に確実に見極めたいという場合は、価格.comのサイトがオンライン英会話サービスについてまとめており、更に無料体験レッスンの回数増量という特典も用意されているので、まずタダでお試しレッスンを受けまくり、オンライン英会話がどんな感じなのか肌で感じてみるのもアリかと思います。