このブログに掲載している4コマ漫画は、公開前にオンライン英会話の先生方にも読んでもらっています。その際、一度全部のセリフを英語に訳したものを見せるのですが、これが結構英作文の練習にもなってたりします。
以前 “get myself together”ってどういう意味? という記事のために描いた4コマ漫画があるのですが、その1コマ目:ボ~っとしていてミスした部下を上司が叱責している場面を以下のように英訳してみました。
上司が部下を叱責するセリフ「何でそんなミスをしたのか」っていうのをワタクシ、
Why did you make such a mistake?
と訳していたのですが、JJが
この部分は変えたほうがいいと思うな。
How could you make such a mistake!?
がいいと思う。
と指摘してくれました。
その時は特に深く考えず言われた通りに訂正したのですが、一応ガンちゃんにも同様に漫画を見せて意見を聞いてみると、
この上司のセリフは、そうやな……
How could you make such a mistake!?
ってするのがいいかな。
と、珍しくJJと全く同じ英文に直してくれました。
JJとガンちゃんって割と意見が食い違うコトあるからネ
更に、
Why did you make such a mistake? って言うと、部下が意図的にミスしたみたいに聞こえんねん。いわゆるサボタージュ(sabotage)ってやつやな。
と補足してくれました。
そうなんか~。全然違う意味合いになっちゃうね。
別にそんな営業妨害みたいな事じゃなくて、単なるうっかりミスで上司に怒られたという場面のつもりなので、確かに Why did you make such a mistake? と訳すのは完全に間違いという事になります。
それよか、ガンちゃんの言うサボタージュ(sabotage)、これ「意図的な妨害工作」とかいう意味らしいんですが、日本語の「サボる」ってこの外来語から来てたんですね~。知りませんでした。
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この “How could you~?” という言い回しですが、これは「一体全体どうやったら~できるんだ?」と、相手を非難する時に使われるようです。
could って丁寧な表現として使う事が多いから、こんな風に人を咎める場合にも使えるっていうのが、ワタクシ的にはちょっと意外な気もします。
自分で使える場面はあまりなさそうですが……。でも例えば、オンライン英会話でよっぽど態度の悪い先生に当たってしまい、本人に向かって直接苦情を言うような事があれば、使える? いや、面と向かって文句言うような度胸はとてもありませんので、無理ですね(事なかれ主義のワタクシ)。
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【4コマ漫画劇場】
今回習った”How could you~?”を使って漫画を描いたよ。