以前の記事で、オンライン英会話でイギリス人の先生が自己紹介の際に
I’m English.
とおっしゃって、管理人:下村は一瞬、
I’m English??…今「私は英語です」って言うたんかな?
と混乱してしまった話を書きました。
「僕はイングランド人です」っておっしゃったんですよね…。
“English”という単語を聞くと自動的に「英語」と脳内変換しそうになりますが、当然ながら「イングランド人」っていう意味もあるんですよネ。
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ところで、ガンビア人のガンちゃんはお姉さんがイギリスに帰化されているんだそうです。お姉さんには息子さんがいて、つまりガンちゃんの甥っ子にあたるわけですが、
面白いのは、甥っ子はイングランド生まれ・イングランド育ちなんやけど、彼は”British“やねん。アフリカ系やから”English”ではないねん。
え…?どゆこと??
ガンちゃんが言うには、先祖代々イングランドで生まれ育った、生粋の白人家系の人々のみが「イングランド人」=Englishであり、それ以外の移民やその子孫たちは皆Britishと呼ばれるのだそうです。
イングランド人だけじゃなくて、スコットランド人(Scottish)・ウェールズ人(Welsh)・アイルランド人(Irish)とかもそうやな。みんな、その土地にルーツがある白人のことやな。
ガンちゃんの話を聞いて、ワタクシ例のイギリス人の先生のことを思い出しまして、
そういえば、I’m Englishって自己紹介しはったイギリス人の先生がおったよ。
そうやろ。みんな自分の出身というか血筋にプライド持ってるからな。
なるほど…!安直にイギリス人はみ~んな英語でBritish、としか思ってなかったけど、意外と奥が深いですね。私の目から見れば白人さんは全員一律で白人さんにしか見えませんが(汗)。
でも確かに、ワタクシも日本人であると同時に「関西人」としての誇りを多少は持っているような気もしますし、少しは理解できる気がするような、しないような。