X(旧Twitter)にも書いたんですが、このブログでおなじみ、モンテネグロのトム・クルーズ先生が、某YouTubeチャンネルにゲスト出演されました。
どうやらスクールとそのチャンネルのコラボ企画みたいですが、スクール側からは特に告知も宣伝もなく、動画だけがひっそりとアップされている感じです。
YouTuberさんは普段は英語の先生らしく、オンライン英会話の講師たちに「自国の英語教育事情」をインタビューする、というのが主なコンセプトのようです。
なので本音を言うと、動画の内容自体はお堅く真面目で、大して面白くはありませんでした(正直すぎてごめんなさい)。
まっ、いずれにせよ仲良くしていただいてる先生がそうやってスクールの講師代表のひとりに抜擢されて、視聴者の方々に先生のレッスンの素晴らしさを体験していただけるのは、教え子代表(※自称)としてはやっぱり嬉しいものです。
その動画の中でも、いつもの通り色々とカッコいい表現を使ってらしたので、今回その中からひとつピックアップしてご紹介。
YouTuberさんが「最後に、この動画を見ている英語学習者へ一言どうぞ」と投げかけたときの、先生からのメッセージの一部です。
My point is English learners from Japan are doing pretty good job…kind of playing the cards that they’re dealt in this sense.
前半は大丈夫ですよね。日本の英語学習者の皆さんはとても頑張ってると思う、と。一方で後半部分がなかなか厄介で……in this sense(=この意味では)を一旦取っ払ってみると、
kind of playing the cards that they’re dealt
となりますが、
「彼ら(=日本人の英語学習者)はカードゲームをしている」みたいな感じ……!?
私も最初聞いた時意味が理解できなかったんです。
なので生成AIのCopilotに聞いてみましたら、
“play the cards (that) you’re dealt”は「与えられた状況や条件で最善を尽くす」という意味の英語イディオムぴも。
直訳は「配られたカードで勝負する」(ポーカー由来)で、「自分で選べない状況や運命を受け入れてベストを尽くす」というニュアンスぴも!
シンプルに言うと「与えられた状況で頑張る」という意味で使われるみたい。なるほどなるほど。
“deal the cards”で物理的に「カードを配る」の意味なのね……そもそもそこから知らなんだ。
日本の英語学習者はカードゲームをするように勉強を楽しんでいる、って言ったのかと思った。
私自身はトム・クルーズ先生から「英語頑張ってるね」と言ってもらったことはあまり無いように記憶していますけど、なんだかこのインタビューを通じて間接的にお褒めの言葉をいただいた気がして、ちょっと良い気分になったのでありました。
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【4コマ漫画劇場】
今回習った表現を使って漫画を描いたよ。

漫画内の英文をなるべく自然な日本語に訳してみたよ。
You just have to play the cards you’re dealt!
与えられた状況で頑張るしかないよ!