JJはこのブログの管理人:下村が個人的に雇っているジャマイカ人の先生で、週末個人的にオンラインで英会話のレッスンをお願いしています。
とは言え、このところず~っと忙しいため、旦那が不在の時など、ごくたまにしかお願いできなくなりました。以前は毎週末レッスンしてもらってたのに…。
今回久しぶりに話そう!っていうことになり、メールで日程調整をしていたんですが
今週末と来週末どっちがいい?
どっちも空いてるで
ホント?じゃあ今週の日曜でお願いしようかな
っていうやり取りの後、JJから
So Sunday it is.
って返ってきたんです。
ネイティブの英語って、全部簡単な単語だし文脈から何となく言わんとすることは理解できるような気もするが、やっぱり何言ってるかよう分からんって事がよくあるんですが……。
So, Sunday it is.
なんでこの文、it isで終わってるのかしら?
語順がヘン……
It is Sunday.だったら、「それは日曜日だ」ですよね?でも語順違うし、きっと違うニュアンスがあるはずです。
目下大活躍中のChatGPT plus曰く、この 〇〇 it is. は決定・合意を表すフレーズで、
じゃあ日曜日ってことで。
っていう意味になるんだそう。
🌲
これ、調べていくと色んな例文が出てきて、ワタクシすっかり混乱してしまいました。例えばこんな感じ。
Fine, the cheaper option it is.
ええで、安いほうにしよう
Right, no dessert it is.
そっか、デザート無しってことやな
So, destiny it is…
運命ってこっちゃな……
でも、こうして眺めていると何となく「じゃあ、〇〇って事で」や「ほな〇〇にしよう」みたいに訳せば、それっぽい日本語になる気はしてきました。ChatGPTの言葉を借りれば「決定・合意」ですね。
でも、中にはそれでは説明できない例文もあるからややこしい。
更にもう少し調べていくうちに見えてきたんですが、この 〇〇 it is.という構文の根底にあるのは、「不確定だったことが確定する」という点であるらしい。
そして、確定する対象が未来の事なのかあるいは過去・現在の事なのか、という時間軸の違いで以下のように分けると理解しやすそうです。

今回JJの使っていた
So Sunday it is.
ほな日曜にしよう。
は、未来の予定が決定したということで、パターン①のほうになりますね。
そして、これも話し手の感情・口調次第で、ノリノリで「ほな日曜日ってことで♪」っていう合意の意味にもなり得るし、本当は別の日が良かったけど妥協して「ほな日曜日ってことで(しゃーないな~)」みたいな、譲歩の意味にもなり得るという事らしい。
パターン②(納得・判明・特定)のほうは、先ほど挙げた例文の中では
So, destiny it is…
じゃあ、運命ってことやな……
がそれに該当しますね。過去あるいは現在に起きたことが実は運命であったと判明した(=不確定だったことが確定した)という事ですね。
もうひとつ例を挙げると、
So silence it is.
要は、ダンマリってことね
相手が黙りこくって何も言わない状況で、「あ、これは意図的に無言を貫いているんだな」と納得し、皮肉を込めて放つ一言をイメージしてもらうと分かりやすいかも。
パターン②のほうは、巻末の漫画でも使ってみたので、お時間あれば見てみてくださいね。
🍀🍀🍀🍀🍀🍀
【5コマ漫画劇場】
今回習った表現を使って漫画を描いたよ。
※漫画に出てくる登場人物たちの紹介ページはこちら

漫画内の英文をなるべく自然な日本語に訳してみたよ。
Oh well, so revenge it is!
おぉそうか、仕返しってことか。