管理人:下村が利用しているオンライン英会話スクールでは、毎回レッスン終了後「レッスンノート」と呼ばれる簡単なフィードバックを先生が送ってきてくれます。
タイ国籍の新しい先生のレッスンを受講した後、先生が書いてくれたレッスンノートに、
Let’s try to read slower and add some more pause during long sentences.
Other than that, your reading was very easy to understand, and very nice tone to your voice!
と書かれていたのですが、これ、要約するなら
もっとゆっくり、長い文章はもう少し間を開けて読んでみよう。
それ以外はよくできました。声のトーンも良かったです
みたいな感じよね。
声の響きが良かったっていうのは、美ボイスやったってことでっか? そんなん言われたこと無いんやけど(照)。
まっお世辞は気持ちよく受け取っておきまして……ところでワタクシ、前置詞がとっても苦手なのですよね。
この先生からいただいたフィードバックにも前置詞で気になる箇所があって、それが
very nice tone to your voice!
to your voice ってなってますけど、to って go to school のように、基本的に方向を表すことが多いですよね? 矢印みたいに。
nice tone と your voice の間に、そういった方向的な関係があるとは思えないんですけど……。
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翌日のオンライン英会話のレッスンで、おなじみトム・クルーズ先生に質問してみることに。
これ見て。昨日受けた先生が書いてくれたレッスンノートやねんけど。
ふむ……。
nice tone to your voice って箇所、前置詞合ってる?
合ってるで。この to は存在(=existence)を表してて、キミの声には良い響きがあるっていうニュアンスになるねん
ほえ
つまり、There’s a nice tone to your voice ってこと。レッスンノートでは there’s が省略されてるから、そのせいで何かちょっと不自然な文になってるけど
トム・クルーズ先生の教えてくれたことを簡潔にまとめると、以下になります。
同じような to の使い方として chatGPTが挙げてくれた文を、自分の備忘録も兼ねて以下に載せておきます。
There’s a nostalgic feel to this song.
この曲には懐かしい感じがある。
There’s a certain charm to old-fashioned houses.
古風な家にはある種の魅力がある。
The company’s new tagline has a nice ring to it; it’s catchy and easy to remember.
その会社の新しいキャッチフレーズには良い響きがある。キャッチーで覚えやすい。
最後の1文に使われている “have a nice ring to it” っていうのは慣用表現で「良い響きがある・耳に心地良い」という意味になるんだそうです。
そう簡単には使いこなせる気がしませんが、こんな to の使い方もあるんですね。
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【4コマ漫画劇場】
今回習った表現を使って漫画を描いたよ。
※漫画に出てくる登場人物たちの紹介ページはこちら
漫画内の英文をなるべく自然な日本語に訳してみたよ。
That’s extraordinary.
それ、めっちゃすごい。
“Extraordinary”? It has a nice ring to it!
「めっちゃすごい」? 何か、イケてそう!