管理人:下村はテレビほとんど見ない派のですが、旦那に薦められて今クール一番の話題作だというドラマをボチボチ見始めましたんで、オンライン英会話でトム・クルーズ先生に、拙い英語でストーリーを説明してみることに。
ひょんなことから1986年から2024年にタイムトラベルする話やねんけど……
主人公は80年代に中学校で体育教師をしていて、そこは体罰は当たり前やし教師が汚い言葉で生徒を罵るのも普通という世界。それが2024年にタイムスリップすると、昔は許容されていた事が何でもかんでもアウトに。そのギャップから生まれるドタバタ劇って感じですかね、シンプルにまとめると。
私が子供の時も、教師が生徒をアホ呼ばわりするとか日常茶飯事やったもんな~。いや、アホどころか、もっと酷い罵詈雑言を……
って話していたら、以前JJが使っていた name-calling っていう表現がふと浮かんできまして。
name-calling を直訳すると「名前を呼ぶこと」ですが、「悪口・中傷」みたいな意味があったハズなのよ。
そこでトム・クルーズ先生に
アホとか間抜けとか、汚い言葉で罵ること name-calling って言うんやんね?
と尋ねてみると、
うん。call someone names 「人に悪態をつく」っていう表現もできるで
と教えてくれました。
♪
名前を呼ぶことが何故悪口を言うことに繋がるのか。それは、name は本名だけでなく「別の名前」という意味にもなり得る単語であり、call someone names という決まり文句で使われる場合の name は、こっちの「別名」の意味で使われているのだそうです。
別名で呼ぶ、それも失礼な呼び名で。だから、ただ単に「悪口を言う」のではなくて、侮辱的な言葉・軽蔑的な表現を使って、他人を貶めたり非難したりすることを指すんですね。
♪
……ドラマの話に戻りますが、30~40年のうちにどんどん世の中の価値観が変わってきて、過去の常識は現在の非常識だという事がいっぱいあるんだって、改めて認識させられました。
芸能人の不祥事・スキャンダルも昔の話を掘り起こしてきて糾弾したりしてますが、こうやって今と昔を比較してみると昔は何でも寛容だったというかコンプライアンス意識が希薄だった部分は確かにあり、そういう時代を2024年の価値観で振り返ってみると、それはあり得ないっていう事はたくさんあるでしょうね。
とは言え「〇年前にこんなひどい事されました」って訴えられた場合、加害者が「当時の社会はそれが許される空気でした」と弁解しても、ほな仕方ないねって事にはならへんし
そして、万が一虚偽の告発をしたとしても、大昔の事だったらそれが嘘だと証明する事は難しいわけで。
そうやな~。まっ、とりわけ性加害的な話になると簡単に他人には話されへんやろうから、時間がかかるのは仕方ないと思うし、そういう申し立ての多くが虚偽やとは思わへんけど
と先生。そして、
Those stories should be proven before people start accusing them and calling them names.
みんなが非難したり誹謗中傷したりする前に、話が(真実だと)証明されるべきではあるよな。
と call someone names を実際に使ってみてくれました。
🌳🌳🌳🌳🌳🌳
【4コマ漫画劇場】
今回習った”call someone names”を使って漫画を描いたよ。
※まるちゃんの仲間たちの紹介ページはこちら