以前の記事の巻末に付けた漫画が、X(旧Twitter)のフォロワーさんに好評で嬉しかった管理人:下村です。
その漫画の4コマ目がこちら。
ワタクシ、このブログに掲載している漫画は一度全て英語に訳してオンライン英会話の先生に添削してもらっています。
このコマの「落としたフリ」をどう英訳するか結構悩んだのですが、辞書を引いたら「~のふりをする・~のように見せかける」という意味を持つ make believe という表現を見つけたので、それを使って以下のようにしてみました。
そしたら、ガンちゃんに
make believe より、pretend やな。
と指摘されました。
あ、そっか pretend が使えるね。けど make believe も同じような意味で辞書に載っててんけど
make believe を動詞として使う場合、人の動作に使う事はあんまりなくて、作り話とか、想像上の事柄に対して使うほうが多いねん。
ム……?
よく使われるのは、例えばアニメを見て子供たちがかめはめ波のマネして遊んだりするやん。そういう時、
The boys are playing make-believe as Dragon Ball characters.
男の子たちはドラゴンボールの登場人物のふりをして遊んでいた。
みたいに言うねん。
つまり、make believe は名詞・形容詞・動詞のいずれにも使えるんやけど、う~ん何となく会話では名詞として使うことが多い気がするな……。
そう言われて後から改めて辞書を引いてみると、make believe を使った例文の大半がごっこ遊びに関するものでした。
pretend よりも使える状況の幅が狭い表現っぽい……けど、その幅が私の英語レベルでは分かりませんので、無難に pretend を使っとくのが良さそうです💦
♪
いろんな意見が聞きたくて、同じ漫画をトム・クルーズ先生にも見てもらいました。
すると、
make believe…? う~ん。
と、引っかかる所はやっぱり一緒なのね。
わざとコインを落とした風に、演技したって事やろ。
そうそう。やっぱ pretend のほうがいい?
それでもいいんやけど。あっ、
Trying to make it seem like she dropped it on accident.
ってのどう?
it seems like ~で「~のように見える」、それを使役動詞の make と併用することで「~のように見えさせる」、つまり「~のふりをする・~のように見せかける」の意味になるって事か。
意外とシンプルやけど、無理に難しい表現に頼らなくても、伝わるもんなんですね。
seem だけじゃなくて look を使うこともできるみたい。辞書に make it look like an accident(事故に見せかける)ってのがありましたけど、ちょっと怖い例文ですね。
🍀🍀🍀🍀🍀🍀
【5コマ漫画劇場】
今回習った表現を使って漫画を描いたよ。