ヨナスは管理人:下村が2019年までお世話になっていたオンライン英会話の先生で、今でも友達として仲良くしてもらっています。
彼は日本で言う防衛相的なお役所に勤めている公務員で、更に彼の祖国リトアニアは長い歴史の中で幾度も隣国ロシアにその領土を脅かされてきたので、例のウクライナ情勢に関しては私たち以上に神経を尖らせているようです。
ホンマ、落ち着かへんよネ。
ん。最初ロシアは3日で制圧できるって言っとったのに、大誤算やったな。まっ、僕的には長引けばそれだけロシアの国力が消耗するワケやから、喜ばしい事やねんけど。
だって、もう1年以上やんな?
February 24th. I think it was the anniversary.
2月24日がアニバーサリーやったと思うわ
あっ、アニバーサリー(記念日)……?
思わず変な声を出してしまったら、ヨナスに怪訝な顔をされたんですが。
でも anniversary って「記念日」って日本語が当てられてるし、結婚記念日のようなお祝い事に使われる言葉ですよね?「戦争が長引くほうが嬉しい」なんて平然と言っちゃうヨナスにとっては、開戦の日はおめでたい日になっちゃうんでしょーか。
電話を終えた後、慌てて調べてみると anniversary は「過去に重要な出来事のあった日」。例文を見てみれば戦争や革命・災害などの起こった日にも普通に使われることが分かりました。
これは「記念日」っていう訳がアカンわ
道理で、キョドる私を見てヨナスが不審そうな顔をしてたワケです。
こういう基本的な単語でも、意外とちゃんと意味を分かってないコトってあるのかもしれません。だって学生の頃は英英辞典なんて持ってなかったもんネ……。