映画を英語字幕付きで見ていたら、主人公の女の子(メアリー)がお花を摘みながら一言。
I’ll make a necklace for Mickey to wear in heaven.
天国のミッキーに首飾り作るねん!
状況を少し説明すると、メアリーはミッキーという名前の犬を飼っていたのですが、すったもんだあって死んでしまったのです。でっ、今からミッキーに摘んだお花を編んで首飾りを作ってあげようとしているところなんですが…。
この “to wear” がちょっと気になる。
何でわざわざ “to wear”って付けたんやろ?
無くても良くない??
🌲🌲🌲🌲🌲🌲
JJに質問してみたら、
花輪をミッキーの首にかけてやりたいんやな。実際にはもう死んでしまってるから出来ひんのやけど、それでも “to wear” があることで、その子がその首飾りを付けてるミッキーを想像してるってのが分かんねん。
“to wear” が無かったら、その首輪は単に墓前に供えるかもしれへんやん。
なるほど~!
不定詞って「~するための」とかって習うけど、ここではホンマに「首にかけることを想定して作る首飾り」っていうニュアンスが明確になるのね。
日本語ではどういう目的で作るとかいちいち明言したりする事はないから、何だか興味深いです。