管理人:下村はオンライン英会話で、自分で書いた英文を先生方に見てもらい間違いを指摘・訂正してもらうという形のレッスンをお願いする事があるのですが、過去に一度だけセルビア人の男性講師に断られた経験があります。
ニコニコしながらもハッキリと、
それは、僕の仕事じゃないな。
と言い切られたので、かなり面食らった記憶があります。
それまで何十人もの先生に快く了承してもらっていただけに、きっぱり断られたのが結構ショックで、そのレッスンの事はよく覚えているんですが、
そういうのは “proofreading(校正)”って言ってな、もっと高いお金払ってやってもらうモンなんやで。この英会話スクールは、給料めっちゃ低いんやから、校正なんて講師に頼むもんやないで。
みたいな事を言われたと思います。
そういうレッスンがしたいなら、もっと受講料の高い別のスクールを探すんやな。
とも……。
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それをJJを話したら、
その講師が単に変な人やったってだけちゃう?
とその先生を変人扱い(笑)。JJ曰く、膨大な論文とかなら話はまた違ってくるかもしれないけど、生徒が自分自身の勉強のために書いた文章をチェックするなんて全く大したことはないと。
まっ、JJはネイティブでそのセルビア人講師は非ネイティブですから、英文添削に要する労力にもそれなりに差が出るとは思いますが。
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ちなみについ最近、モンテネグロのトム・クルーズ先生と話している時、そのセルビア人講師の事に少しだけ触れる機会があったのですが、
まぁ一応僕らの仕事内容は、基本的には与えられた教材に沿ってレッスンするだけやからなあ。
と、セルビア人の先生に一定の理解を示されるような口ぶりで。
でも……生徒が教材を使わへん「フリートーク」を希望する場合もあるやん?
うん、だから微妙なとこではあるんやけどな。ただ、それでも僕らが講師として絶対に生徒の書いた英文の直しをせなアカンという筋合いはないと思う。
と、トム・クルーズ先生もなかなか言い切ります。
He had every right to refuse.
ここでちょっとワタクシの頭がフリーズしたんですけど。
“every right” でここでは「当然の権利」という意味合いになるようで、have every right to do~ で「~するのは当然だ」とか「~する十分な権利がある」と訳されるみたいです。つまり、セルビアの先生が私の英文のチェックを断ったのも「当然だ」と……。
とはいえ、僕は断らへんけどな、何でも喜んでやるけど。でも、講師に断る権利があるっていうのも念頭に置いとく方がいいと思うで。
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トム・クルーズ先生にそう諭されても、どうしてもワタクシ、
でも「フリートーク」って、添削も含まれるんちゃうのォ?
と腑に落ちない気持ちはあるんですけど、まっそこは解釈次第なトコもあるので、
添削はフリートークに含まれへんねん(個人的見解)。
という先生もいるという事ですよね。
初対面の先生にいきなり「英文添削お願いします」と頼んで万が一断られて落ち込むのもつまらないので、何度かリピートして先生の人柄やキャラをある程度把握してから色々お願いするようにしたほうが、安全っていう事ですね。
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【4コマ漫画劇場】
今日習った”have every right to”を使って漫画を描いたよ。