JJは管理人:下村が個人的に雇っているジャマイカ人の先生です。
彼には2019年の初夏にオンライン英会話でお世話になって以来のご縁なので、出会ってもう丸3年になります。
今JJは別のオンライン英会話スクールで教えていますが、そのスクールは「カラン・メソッド」(通称カラン)というイギリスで開発された特訓法―通常の4倍の速さで英語を習得できるというのが売り―を採用しており、一定の基準を満たした講師のみがカランを導入したレッスンを行う事ができるんだそうです。
JJは、当然ですけど常にユーザー評価の高い人気講師なので、その基準とやらをクリアして現在カランを教えるための研修期間中との事ですが、彼自身の理想とするレッスン形態とカランとの間には乖離があるようでしてね。
何でもかんでも逐一指摘するのがいいとは思わへんのよ。
というのも、JJは会話の流れも大事にしたい人なので、生徒がほんのちょっとでも言い間違えると即座に指摘するというカランのやり方は性に合わないそうです。
何か言うたびに訂正されてたら、生徒が自信無くしそう。でっ、レッスンの質も下がりそう。
So, it defeats the purpose.
この defeat the purposeっていうのは初めて聞きましたが、直訳したら「目的を打ち負かす」的な感じ? 何となくニュアンスは分かる気がしますが。日本語訳は「元も子もない」とか「本末転倒」みたいな表現が充てられる事が多いようです。
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そういえば、時々レッスンを受けているバルバドス人の先生がいるのですが、その先生がまさしく、生徒が何か発言するたびに逐一指摘する教え方なんです。
もちろん勉強にはなるし有り難いんだけども、あんまり訂正されすぎると逆に慎重になりすぎて徐々に言葉が出てこなくなる事も。結果、めっちゃ簡単な文まで言えなくなっちゃったりします。私みたいな打たれ弱い人間には、甘やかしてくれる先生のほうが向いてるのかも……。
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【5コマ漫画劇場】
今日習った”defeat the purpose”を使って漫画を描いたよ。