管理人:下村はそもそもオンライン英会話に関する呟きをX(旧Twitter)にアップしていて、その延長でこのブログを開設するに至ったんですけども、今でも日々X(旧Twitter)で英語学習者さんたちとの交流を楽しんでいます。
つい数日前ですが、フォロワーさんのお一人から
下村さんのオンライン英会話の使い方が知りたいです。ブログか何かにまとめられてませんか
とお声がけいただいて、そんなものに需要があるとは1mmも思ってなかったので大変驚いたのでしたが、読みたいと思ってくださる方が一人でもいらっしゃるならその方のために喜んで書かせていただきたい、というわけで一応「オンライン英会話活用術」と銘打って(そんな大層なモンでもないんだけど)偉そうにお届けしてみたいと思います。
記事のタイトルに①と付いているのは、万が一この記事が好評だった場合将来的に②の記事もUPするかもしれない、という勝手な期待の表れです。
では、どうぞ。
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さっそくですが、今回ご紹介するのは管理人:下村が約10年の歳月を通して最終的に行き着いた、オンライン英会話を使った楽しい(が若干めんどくさい)学習法になります。以下、①~⑤に簡潔に流れを記載します。
①レッスンの復習をする
習ったことの定着には何よりも復習が大事です。レッスンの録画・録音等を活用して、初めて習ったフレーズや表現などを、教材に載っていた文・あるいは先生の口にした発言等を、そのままの形でノートに書き取ります。
問題なく理解できていたと思う箇所も、改めて聞いてみたら案外聞き取れてなかったり、自分では使いこなせない表現を先生が使っていたり、意外な発見があったりします。
②意味を辞書etcで確認する
①でメモっておいた文を辞書の意味を参考に和訳し、ノートに追記します。日本語訳だけでなく、自分で調べて参考になった事や覚えておきたい事も書いておきます。
③音声を録音する
英文と日本語訳を自分で声に出して読み、それをスマホのアプリ等で録音します。自分で自分の声を聞くのが嫌すぎるっていう人多いですけど、意外とすぐに慣れてどうでも良くなりますんで、とりあえずやってみましょう。もしどうしても生理的に無理っていう場合は、これも何か適当なアプリを使って、代わりに読み上げてもらうというのも手。
④覚えるまで繰り返し聴く
若い方ならいざ知らず、オバちゃんになると1回見ただけでは絶対に覚えられませんので、通勤中歩きながらでも家事をやりながらでもいいので、とにかく覚えるくらい聴きまくる。
⑤実際に口に出す
聴くだけでなく実際に声に出して、自分の口にその文を覚えさせます。よく英会話はスポーツと同じと言われますが、本当にその通りで、ただ聴くばかりではリスニング力だけ伸びていき、スピーキングは伸びないんですよね……。聴く力と話す力は完全なる別物。
遥か昔知り合いだったオーストラリア人の若者(お母さんが日本人のハーフ)に、ワタクシが話す日本語をほぼ100%理解できてるっぽいのに、頑なに英語しか喋らへん子がいて、
何で日本語喋ってくれへんのぉ?
って思ってたんですが、今思えば多分その子はお母さんが日本語で話すのを聞いて育ったので聴く力は自然に培われた一方、自分で日本語を話す機会は無くて、本当に英語しか話せなかったのかもしれません。
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X(旧Twitter)の英語学習コミュニティ界隈でここ数年よく話題に上る単語帳『Distinction』。ネイティブスピーカーが実際に会話でよく使うものに特化してるそうで、オンライン英会話でもめちゃくちゃ使えると専らの評判なのですが、ワタクシは持っていません。受験生みたいに机に向かってひとつずつ単語・熟語を暗記していくなんて、そんな退屈なやり方ではオバちゃん長続きしないので。
だって絶対的に楽しくないから。
もう老い先短いオバちゃんはちょっとでも苦痛を伴うような事に時間を費やしたくないのであります。英語はあくまでも趣味で、「勉強」と思ってやってませんので。
だけど、その一方で語彙は増やしたいわけで……。惰性で続ける中にも、多少は上達の喜びを感じたいですから。
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つまり、先ほどご紹介した下村流のオンライン英会話の活用法は、簡単に言うと市販の単語帳を買う代わりに、レッスンの復習をしつつ自分で単語帳を作るようなものです。
自分が受講したレッスンで使われた語句だけが載っている単語帳なので記憶にも残りやすいと思うし、仲の良い先生とのお喋りを思い出しながら読み返すのも楽しかったりします。更に、復習している中で例えば先生が何と言ったか聞き取れない箇所があったり、何か不明点が出てきた場合には、それをまたオンライン英会話で質問する事もできますしね。
というか、普段から何かしら英語の動画を見たり、英語で文章を書いたり、英語で本や漫画を読んだりする中で出くわした疑問を、レッスンで先生に聞いて解決するっていうのが、オンライン英会話の本来の利用方法なのでは無かろうか、という思いもあります。要は、レッスンとは別で英語に触れる時間がそれなりに必要って事なんですけど、私を含め現代の日本人って忙しいですから、なかなか難しいですよね……。
って、最後は独り言みたいになってしまいました。
この記事が果たしてフォロワーさんのお役に立つのかどうか、全くの未知数ではありますが、初めてリクエストをいただいて、調子に乗って書いてしまいました。改めて、深くお礼申し上げます。