今回のオンライン英会話は、仲良しケニアのユミ先生です。
ChatGPTに最新モデルが出たっていう話から、先生が
どんどん新しいのが出るやん。ちょっと追いつかれへんわ、どう思う?
って尋ねてきたので、
仕事柄めっちゃ使うけど、なかなか便利やで
管理人:下村にとっては、頼りがいのあるプログラマーが隣にいてくれるような感じですもん。時々突如としてポンコツになるので、ブチ切れたくなる事もありますけど。
この分野の進歩は、人類にとって良いと思う、それとも悪いと思う?
昔は怖いとしか思ってなかったけど、やっぱり便利な面も多いから、今は上手に使えばいいのかなとも思い始めたかな。
生成AIは音声チャットも出来るようになってきたけど、結構自然に喋るんやで。個人的には、もうちょいAIAIしててくれるほうが良かったけど。
一時期ChatGPTでアニメのコナンくんみたいな可愛らしい音声がデフォルトで使えた時があって、それがとても気に入ってたのに、少し経ったら無くなっててオバさんっぽい声ばっかりになっててイラッとさせられたのよね。
こっちは若い子と喋りたいねん。たとえ相手がAIでもね。
しかも、自然な口調で喋らそうとして余計にわざとらしく聞こえるもんだから、余計に癇に障るってゆーか……(個人の感想です)
まっ、ロボット開発の分野も進んでるし、外見も人間と見間違うようなのがそのうち出来ると思うし、声はもう相当ナチュラルやから、組み合わせたらスゴイことになるんちゃう
そんなん嫌やわ~、怖いわぁ
前から話してて薄々分かってたけど、ユミ先生はあんま好きじゃないんよね、生成AI・ロボットなど新技術全般。
もう10年以上前やけど、大学院でロボット工学専攻してる台湾人の男の子と友達で、その子とカラオケ行ったとき、唐突に女の子の写メ見せてきたことがあってな。新しい彼女かなって思いながら「誰?」って尋ねたら、「ロボット」って言われてめっちゃビックリしてん
え!
昔何かで読んだんやけど、ロボットって、外見を人間に寄せようとすると、人間の目には本能的にキモく映るんやって。
人間に近づけば近づくほど、更にキモく見えるらしいねん。
でも、一旦その気持ち悪く見える境界線を越えることができれば、もう人間にしか見えないので、一切キモくなくなるらしい。
でね、その境目のことを「不気味の谷」って呼ぶんですよ。珍しく知識をひけらかしてみました。
ところで、ワタクシこの時「キモい」を表すのに creepy を連発してたんですが、ユミ先生が
You’d get the heebie-jeebies, right?
って、言い換えてくれたんです。
この heebie-jeebies は辞書を引くと「緊張感や恐怖感」ってなってるんですが、特に”get the heebie-jeebies”で理由がはっきりしない漠然とした恐怖や不気味さを感じるというニュアンスになるみたい。
ちょっとスラングっぽいので、「ゾワゾワする・ゾッとする」みたいな日本語訳を充てると雰囲気も近そう。
でもねぇ、私もテクノロジーの革新については、上手に使えれば素晴らしいけど、そうでないならやっぱり害悪となる要素も大きいと思ってるんですわ。
例えば、生成AIが出力したイラストや文章。著作権の問題は、現時点では正直かなり無法地帯ですよね。私もお絵描きが好きでネット上にアップしたりしてますが、勝手にAIの学習に取り込まれちゃってる可能性があるわけですよね。そして、何かの拍子にどこかで誰かの生成AIが私のキャラクターのそっくりさんを作成する事もあり得ると。
私の場合はまだ趣味だから別にいいけど、本職の方たちにとっちゃ死活問題になりかねない話ですからね。
他にも、フェイク画像・フェイク動画なんて、間抜けなワタクシが気付いてないうちに既にそこらじゅうに蔓延してるのかもしれないし。
だからこそ、早いとこ法整備の必要はあるだろうと感じています。
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【4コマ漫画劇場】
今回習った表現を使って漫画を描いたよ。
※漫画に出てくる登場人物たちの紹介ページはこちら

漫画内の英文をなるべく自然な日本語に訳してみたよ。
I got the heebie-jeebies!