JJは管理人:下村が個人的に雇っているジャマイカ人で、プライベートでオンライン英会話のレッスンをお願いして丸3年になります。
日本でも今月から公開らしいですが、ボブ・マーリーの半生を描いた映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』がジャマイカでは2月に先行上映され、JJが曰く、現地では賛否両論だそうです。
その理由のひとつは、ジャマイカ人俳優を一切起用してないこと。基本的にジャマイカの人たちは、外国人がジャマイカの言葉(クレオール)を真似して喋るのを聞くのが嫌いなので、外国人の俳優を使う=似非クレオールを聞かされる、ってのが気に食わないっぽいです。
その気持ちは分からんでもないけどね。私もドラマなんかで、関西出身じゃない俳優さんが関西弁喋ってるを聞くと奇妙やな~って思っちゃうもんな……
まっ今回の映画、実は僕の言語学の教授が映画の作成に関わってクレオールの指導してるねん
と、どことなくドヤ顔で話すJJ。
JJの大学での専門はコンピューター科学ですが、彼は言語学にも興味があるので、その教授の授業もよく受けてたらしいんですよね。
ジャマイカ言語研究の第一人者と呼べる人らしい。
It should be in good hands because he wouldn’t have made them do foolishness if he was a consultant.
え、何て?
こういう場合、大抵単語の半分くらいしか聞き取れないんですけど、それでも should be good とか foolishness、文末の he was a consultant を繋ぎ合わせて、
教授が指導したんなら大丈夫、アホな事せえへんやろ
的な事を言ってるんかなってくらいは推測できますし、その程度の理解力でも一応会話には付いて行けます。
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とは言え、後から一応ちゃんと復習はしたほうがいいので、改めてJJのセリフを確認してみます。
It should be in good hands because he wouldn’t have made them do foolishness if he was a consultant.
in good hands って箇所、直訳すると「良い手の中にいる」となって明らかに意味が通らないので、何か特別な意味がありそう。
調べてみると、「細心の注意が払われて管理されている」とか「信頼できる人に任せているので何も心配することが無い」という、日本語にすると何とも長々としたニュアンスになるようです。
It should be in good hands because he wouldn’t have made them do foolishness if he was a consultant.
彼が顧問なら安心のはずやで、俳優たちにアホな事はさせへんかったやろうし。
文頭の it は映画内の俳優さんたちの話すクレオール語の事を指してるんでしょうね。
個人的に正直レゲエはワタクシの好みのジャンルでは無いんですが、それでもジャマイカという国には興味があるし、ボブ・マーリーと言えばジャマイカの代名詞と言っても過言ではないくらいのミュージシャン。一体どんな人物だったのか知りたい欲はありますから、時間があれば映画見に行こうかな~。
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【6コマ漫画劇場】
今回習った”be in good hands”を使って漫画を描いたよ。
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