以前の記事でも多少触れたことがありますが、某中小企業に勤める平社員である管理人:下村は昨年から職場の新しいプロジェクトに参加してきました。
そのプロジェクトにはワタクシ以外に3人メンバーがいるのですが、その人たちがビックリするくらい仕事しないんで、何もかも一人でやる羽目になり一時期めっちゃくちゃイライラしてたんですよね。
オンライン英会話で結構な数の先生にこの話を聞いてもらって、ストレスを発散してたんですが、仲良しのジャマイカ人:JJにも腹の内に溜まった不平不満をぶちまけてしまいました。
プロジェクトって言いながら、私ひとりで仕事してんねんからもうこれ、プロジェクトとちゃうよね。
とグチグチ言ってたら、JJが以下のように返してきました。
I can’t understand why they wouldn’t try to pull their weight on the project.
多分、私に同情して「他の人らが何で仕事せえへんのか理解できひん」みたいな事を言ってくれてるんやと思うけど、pull their weight っていうのは何なんすかね。weight って、体重……?
ネットで調べてみると、pull one’s weight の語源はボートレースから来ていて、それぞれが体重をかけてオールを漕ぐことから「周囲の人と足並みを揃えて一丸となって取り組む」みたいな意味になるんだそうです。もう少しシンプルな日本語にするなら集団の中で「職務を全うする」「精一杯協力する」って感じですかね。
I can’t understand why they wouldn’t try to pull their weight on the project.
何で他の人らがプロジェクトに協力しようとせえへんのか理解できひん。
またひとつ新しい言い回しを習いました。
イディオムなので、主語が they みたいに複数形の場合でも weight は合わせて複数形にはならず、常に単数形のまま使われるようです。
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【4コマ漫画劇場】
今回習った”pull one’s weight”を使って漫画を描いたよ。