今回のオンライン英会話の先生は、32歳ケニア人の女性講師です。先生のお名前は日本語に訳すと「優美」という意味になるので、あだ名は優美先生です。
前回の記事では、京都のカフェで飲んだ「舞妓さんカプチーノ」について書きましたが、その時ユミ先生に
そのカフェ、再訪予定はあるの?
と聞かれたので、管理人:下村、
いやー、1回行けば充分やろ
と答えたところ、
え~何で? コーヒー好きちゃうの?
と尋ねられました。そこで
私的にコーヒーってお店で高い金払って飲むモンちゃうねん。家で自分で淹れて飲めるし、その方が断然安上がりやん
と説明したところ、ユミ先生は大爆笑し、
A girl after my own heart!
とおっしゃいました。
!?……何のこっちゃ
私の表情を見て、先生はすぐに
似てる!
Similar!
と付け加えてくれたので、どうやら先ほどの一言は「(考えが)似てる」って事だった模様。
私もな、ヨーグルトは自分で作れるから買わへんし、ケーキも自分で作れるから買わへんし、ピザも自分で作れるから買わへんねん!
嬉しそうに一気にまくし立てるユミ先生。
ちょ、待ってワシはヨーグルトとピザは自作は無理よ
♪
さて、改めて先生の一言:a girl after my own heart という表現について調べてみます。
まずいくつか英和辞書を引いてみると「心にかなった・思い通りの」という定義が出てきたんですが、これやとまるで男性が
あの娘、好みのタイプ。
って言ってるみたいで、何かちょっと違う気がするんですよね。
もうちょっと調べていくと「自分と同じ気質・感情・意見を持つ人の事を表すフレーズ」と出てきました。近い価値観や似通った趣味などを持っている相手に対する共感を表すことができる言い回しだそうです。
今回はワタクシが女なので先生は girl を使ってますが、男性の場合は man が使われます。っていうか、下村はオバさんですので、厳密に言うとa girl after my own heart じゃなくて a woman after my own heart になるはずやケド……ユミ先生、さりげなく気を遣って girl を使ってくれたと思われ。
ついでに、先生のおっしゃった一言は恐らく主語が省略されていて、文法的に正しい文にすれば You’re a girl after my own heart! なんでしょうね。「あなたは私と同じタイプの女子やね」(=だからめっちゃ共感できる)という感じで理解すると分かりやすいかも。
共感を表す言い回しって事は、例えば I can relate(=分かります)と言う代わりに、この表現が使えるってことかしら?
♪
後日オンライン英会話レッスンでトム・クルーズ先生に、
あんな、ケニアの先生に “A girl after my own heart“って言われたんやけど、このフレーズってよく使うの?
と尋ねたところ、
いやいや。少なくとも僕は、それ会話で使ってるの初めて聞いたし。ものすごく大袈裟に言いたいんなら、敢えて使ってもいいと思うけど……。
と言って笑ってたので、あんまり実用的な表現では無さそうです。
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【4コマ漫画劇場】
今回習った表現を使って漫画を描いたよ。