管理人:下村は昨年、以前オンライン英会話でお世話になっていましたジャマイカ人の先生(ここではエバンズ先生と呼びます)に会いに仙台まで行く機会がありました。
日本に英語教師の職を得て来日されたのです。
その時エバンズ先生から、ジャマイカからのお土産にとアキーの缶詰とブラウニングソースをいただきましてね。
ジャマイカをよくご存知ない方にはアキーもブラウニングソースもよく分からないと思います、ワタクシもJJやマキ先生に長くお世話になった今でこそ多少の知識はありますけど、6~7年前までジャマイカがカリブ海にある事も、ボブ・マーリーがジャマイカ人である事も、何もかも知りませんでした。
他国について学ぶ中で特に興味深いのが食文化ですが、ジャマイカ料理も色々と特徴的なのです。
とは言え、ジャマイカ以外のカリブ諸国についてはワタクシほとんど知識がありませんので、ジャマイカだけが独特なのか、それともカリブ一帯で似たような文化を共有してるのかは分かりません。
トリニダード・トバゴだけはインドからの移民が多いので、インドからの影響を大きく受けてると聞いた事はありますが。
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話はジャマイカ土産に戻りますが、アキーは、真っ黒で巨大な種が目玉みたいにむき出しになってる果実で、生で食うと毒があるらしい。塩干しした鱈と一緒に炒めるアキー&ソルトフィッシュっていうのがお国のソウルフードだそうです。
このアキー、元々アフリカ原産らしいが、食べられているのは地球上でジャマイカだけなのだとか。そのため、ジャマイカ国外でほとんど流通してないっぽいのです。一度ネット通販でアキー缶が売られているのを見つけたんですが、out of stock(在庫切れ)ってなってて悔しい思いをしましてね。
だから、ジャマイカからエバンズ先生がやって来ると聞いた時、先生が「お土産に何が欲しいの?」とおっしゃるので、真っ先に「アキーをくれ」とお願いしたんですよね。
ブラウニングソースは頼まなかったとは思うんだけど……というのも以前JJと話してた時、
いつかジャマイカから荷物送る事があれば、ブラウニングソースも送ったるわ
と言ってくれたことがあったもんで、そのうちJJにお願いするつもりでいたんですが、まっ経緯はどうであれブラウニングソースも思いがけずゲット。
ところで、遂にアキーの缶詰を手に入れたのだから、これを使って是非とも定番のジャマイカ料理:アキー&ソルトフィッシュを作ってみたいと、料理好きなワタクシ、いただいた当初はワクワクしておったのです。
それが、干し鱈がどこに売ってるか分からんのと、何となく日々忙しくしてるうちに缶詰の事もあまり思い出さなくなってきたんで、せっかくいただいたお土産なのにその存在をも忘れてしまいそう……とやや危機感を感じ始めた今日この頃。
いい加減にそろそろ食べてしまわないとね。いくら缶詰だと言っても、2年も3年も寝かしておくわけにはいきませんし。
ちなみに、アキー缶は1個しかもらってないので、アキーを使った料理も一度しか作れないわけです。つまり、一発勝負なんです。
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……っていう話をつらつらと、今回オンライン英会話で仲良しのケニア人講師:ユミ先生に聞いてもらっていました。
どんな味がするんやろ。食べたら感想教えて欲しいわ。
先生もアキーに興味津々です。
うん、でもその前にしっかり下調べせなアカンの。1缶しか無いから、絶対に失敗できひんから。
この「1缶しか無いから絶対に失敗できない」っていうのを、ワタクシ
I have only one can, so I can’t make a mistake.
って言ったんですが、後半部分をユミ先生が
失敗の余地はない。
There is no room for mistakes.
と言い替えてくれました。
there’s no room for 〇〇 の形で色んな言い方が出来るようで、there’s no room for doubtで「疑いの余地は無い」とか、there’s no room for excusesで「弁解の余地は無い」とか。
使いこなせたらすごく便利そうですね。
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【6コマ漫画劇場】
今回習った”there’s no room for~”を使って漫画を描いたよ。
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