今回のオンライン英会話の先生は、ベトナム・ハノイ出身の大学生ハロンくんです。
アメリカの大学に通うハロンくんが話す英語はすごくネイティブっぽいです。つまり、半分くらい何言ってるか分からんということです。なので脇汗だらだらでレッスンを受ける事になります。
ちゃんと復習すれば、色んな馴染みのない単語やイディオムを使ってくれているので非常に勉強になるんですが、受講しっぱなしだとまるで価値がありませんので、頑張っていきましょう。
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管理人・下村の旦那ノブはお笑い好きなので、よく漫才やコントの動画を見せてきます。
っていうのをハロンくんに話したら、
お笑いは、日本のやつだけ見るの? それとも海外のコメディも見たりすんの?
と聞かれたので、
いやー、日本のだけやね。外国のお笑いって理解するの難しかったりするやん。日本人の感覚では「失礼やナ~」って感じることが、その国では冗談として通用したり……
というのも以前イギリスが舞台のドラマを見ていた時、けっこーキツい嫌味や皮肉が何度も出てきたんですが、そのセリフを引き金に何かが起こるわけでもないので、これはどうやら日本とイギリスの文化の違いのせいで違和感を覚えるだけのようだと、無理やり自分を納得させてたんですよね。
あぁ、分かるかも。欧米のユーモアって、人を傷つけるような事平気で言うことあるよな。でっ言われた側も brush it off するみたいな……。
ふおお?
間抜けなリアクションで、ハロンくんはちゃんとワタクシが理解できてない事に気が付いてくれたようです。
あ、brush it off 知らん?
もちろん知らん。
take something lightly and not seriously って意味やで。
訳すと「軽く受け止める・或いは真剣に受け取らない」。一言で済ますなら「受け流す」ですかね?
一応辞書も引いてみましたが、brush はブラシの事で、brush off は元々は服などについた埃などを払い落とす動作なんだそう。
それが比喩的に使われると、まるで埃や塵みたいなどうでもいいものを扱うが如く「軽くあしらう」って事になるんですね。
ハロンくんの言ったことをまとめると、西洋には敢えて相手を怒らせるような事を言い放つっていうお笑いのスタイルがあり、言われたほうは別に気にも留めずに受け流す(=brush it off)だけ。
それにしても、辛辣な一言が日本のお笑いで言う「ボケ」的なモノだとするなら、それを軽くあしらうって事はツッコまずにスルーするって事ですよね? 相手がボケてんのに?
関西人的にはなかなか理解が難しい……。
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【5コマ漫画劇場】
今回習った”blush off”を使って漫画を描いたよ。