JJは管理人:下村が個人的に雇っているジャマイカ人の先生で、西インド諸島大学の院生さんです。勉強の傍ら、時間に余裕がある時には某オンライン英会話スクールの講師として教えてもいます。
そのスクールの教材に、先生と生徒がそれぞれ役になりきってロールプレイをするっていうのがあって、ひとつの短い会話を4回繰り返す決まりになっているそうです。
超初心者ならいざ知らず、短いレッスン時間内に4回も同じ会話文を読むのって、時間がもったいないような気もするんですけど。
まっ教材がそういう風に作られてるから。講師はそれをなぞって進めるだけやから……
律儀なJJは基本的にスクールのやり方に従って教えているそうですが、おかしそうに笑いながら
To be honest, some things could be escaped and I’ve been taking liberties.
と付け加えました。
ん、リバティ?
自由の女神って英語で the statue of libertyでしたよね。リバティと聞いてまず思い付くのはそれ。
take liberties……直訳すると「自由を取る」?
話の流れから何となく、「基本的にはスクールに言われた通りにレッスンを行うけど、そうでなくて良い場合もある」みたいな事を言ったんではないかと思うんやけど、とりあえず後で調べる事にして、この場は作り笑いを返して乗り切ります。
ちなみにJJは笑い上戸なのでよくケラケラ笑うんですが、そういう時ってマイクが音割れして、ちゃんと聞こえないことが結構あるんですよね。だからって「笑いながら喋るの止めて」とも言えないし……それが、ちょっとだけ悩みの種だったりします。
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話は戻って、take liberties には「自由に振る舞う・好き放題する」という意味があるようです。
JJが言ってたのは、基本的に彼は英会話スクールの方針に沿ってレッスンをするけど、何から何までガチガチに従うわけじゃなくて、ある程度自分の裁量で柔軟に変えたりしてるって事でしょうね。
JJも気づけば講師歴も4年目になるので、もうベテラン先生の域です。初めて彼のレッスンを受講した時、きっと人気の先生になるだろうと思いましたが、本当にその通りになりました。
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【4コマ漫画劇場】
今回習った表現”take liberties”を使って漫画を描いたよ。
※take too many liberties と言えば、自由に振る舞い過ぎる・好き放題し過ぎるって事で、「図々しい・馴れ馴れしい」という意味合いになるようです。