ピカチュウ先生は、管理人:下村が利用しているオンライン英会話スクールで唯一のマダガスカル国籍の先生で、首都アンタナナリボの郊外にお住まいです。マダガスカルはワタクシもいつか是非とも行ってみたいお国のひとつ。
ところでワタクシ最近、ストックフォトとかストックイラストっていうものに興味を持ち始めまして。端的に言うと、自分の描いたイラストや自分で撮った写真を販売サイトに上げといて、もし誰かが気に入ってダウンロードしてくれたら報酬がゲットできるというものです。もらえるお金は微々たるものですが、それでも一度ネット上にUPしてしまえば、その後入ってくるお金は不労所得。不労所得って何とも魅力的な言葉ですよね……。
先月は寝る間を惜しんで一生懸命お絵描きに励みまして、せっせとストックサイトに投稿してたのですが、ちと没頭しすぎて身体を壊しそうになったので今はしばし休憩中です。
先日のオンライン英会話のレッスンで、ピカチュウ先生にもストック素材の仕組みについて英語で説明してみました。
その最中、ふと思いつきで先生に
あんな、何でもいいんやけど、マダガスカルの風景とか街並みの写真で要らんヤツ持ってたら、私にくれん?
ってお願いしてみたのです。
この辺田舎やから何も面白いもの無いで?
別に面白くなくていいねん。どんな写真であろうと日本人から見れば、マダガスカルって珍しいし新鮮やんか。ストックフォトサイトに載せたら誰かダウンロードしてくれへんかな~って……
ふぅん、なるほどね。別にいいけど、僕普段ほとんど写メとか撮らへんねん。まっ、覚えてたらまたあげるわ
何となく言ってみただけやし、オンライン英会話の先生方ってお喋りが盛り上がったとしてもすぐ次の生徒さんとのレッスンがあるし、ワタクシと話した内容もどうせすぐに忘れてしまうだろうと一切期待してなかったのに、何と何と、数日後にお会いした時に、
しつこいけど、ホンマおもんないで
と言いながら15枚くらい、ご近所の風景の写メを送ってくれたのです。
うわ~。赤土やぁ
うん。雨が降った後に歩いたら靴がドロドロになんねん。最悪やで
先生こんなとこ住んでんねや〜✨
先生とは250回以上お話してますけど、いつも屋内で、カメラに写ってるのは基本先生のお顔と上半身と後ろの壁だけですから、正直「今マダガスカルと繋がってる!」ってな実感は沸いたことないんですけど、先生がパソコンを離れてお外に出たらこんな風景が広がってるのかと思ったらワクワクが止まりません。
これ、ストックフォトの素材に使ってもいいの?
いいよ。全部あげるから、あとは自由に
わざわざ写真を撮るためにお散歩に出てくれたそうで、ただただ感激。
よく見たら草地に何匹も牛さんがいてる~! 先生が「牛がよくそこら辺歩いてる」って言ってたけどホンマなんやネ
……しかしですね、再度ストックフォトの販売サイトを確認したら「ご自身が撮影した写真に限ります」って書いてあったので、規約違反になるので投稿は断念せざるを得ませんでした。もしかしたらそこまで神経質になる必要はないのかもですけど、一応不労所得への第一歩ですから、念には念を、と。
ちなみに先生に
写真、ブログに使ってもいいの
って尋ねたら
何でも好きに使ったらいいよ
と快く許可をいただいたので、代わりにこちらにアップさせてもらう事にしました。
改めてピカチュウ先生の優しさに触れた一件でした。