少し前の話になりますが、ガンちゃんとの英会話レッスンでお互いの近況報告中に、
今日本のコロナの感染者数すごいんやけど。ガンちゃんの周りで罹患した人おる?
と尋ねたら、
あぁ、姉がイギリスから来てうちに滞在中にな。でっ、それが親父に伝染った(笑)。
あれま。でも、じゃあガンちゃんは……?
オカンと俺は平気やった。検査受けたけど、陰性やってん
へえ!コロナって感染力強いから、家族で一人でも罹ったら一家全滅ってなるイメージがあってんけど、ガンちゃんちそうじゃなかったんや。
そこでふと、どっかで聞いた話を思い出したのです。白人と比べて、アフリカンはコロナに罹患しにくいとか何とか……。
あんな、アフリカの人たちって、コロナに対して……
言いかけて、「耐性がある」って何と言えばいいのか詰まってしまいました。脳みそを雑巾の如く絞って、ようやく出てきたのが……
have higher tolerance?
お酒に強い・弱いみたいな話をする際、アルコールに耐性がある=have a high tolerance for alcohol とかって言いますよね。
一応私の言いたかった事は伝わったようでしたが、
Yeah, I’ve heard something like that…like we’re more resistant to it, or our climate is more resistant to it. I don’t know how true that is.
うん、そういうの聞いた事あるな……僕ら(=アフリカ人)が抵抗力があるとか、それかここの気候がコロナに強いとか。知らんけど。
と、ガンちゃんは resistant という単語を使っていました。さりげなく訂正してくれたのかな……。
♪
しかし辞書引いたら resistant と tolerate どっちも日本語は同じ「耐性」って出てくるからしんどい。色々調べてみましたけど、
●tolerance(tolerate)-我慢強いっていう意味での耐える力。打たれ強さ的な意味での「耐性」。
●resistance(resistant)-ただ耐えるだけじゃなくて、攻撃してくるものに反撃しようとする力が備わってる感じの「耐性」。違う単語を使うならば「抵抗力」。
こんな感じの違いなのかなぁと。
つまり病気やウィルスに対する場合は、人は免疫力で抵抗するわけだから、resistant を使うのがいいってことなのかしら。